【課題3-04】ファイルの入力
プロジェクトタイプ | C#コンソールアプリ※ |
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プロジェクト名 | Prac_3_04 |
ソリューション名 | PET3 |
ターゲットフレームワーク | .NET 6.0 (長期的なサポート) |
最上位レベルのステートメントを使用しない | 使用しない(チェックオン) |
※ 「コンソールアプリ(.NET Framework)」ではないので注意せよ!
【課題3-02】と同じファイルを読み込み,各行の先頭に行番号を付けて コンソール(=黒画面)に表示するプログラムを作成せよ. この際,その行の文字数が6文字以下の行だけを表示すること .
注意
- この設問を解くには先に以下の設問を完了する必要がある.
- この設問では,必ず後述するテキストファイルを読み込むようにプログラムを書くこと.
入力ファイルは以下をダウンロードして使用すること.これは_のような内容のファイルである. 同様の形式のどのような入力ファイルに対しても正しく動作するようにプログラムすること.

また,入力ファイルは作業ディレクトリの直下から読み込むこと.設定方法が分からない場合は 準備作業 - 作業ディレクトリの変更を参考にすること.
行数
:その行の内容
- 凡例
行数
- 読み込んだ行が何行目か(1開始).最初の行は「1行目」である.
:
- 文言.半角コロン + 半角スペース
その行の内容
- 読み込んだ行の内容をそのまま表示する.
- 改行
プログラムの概形は_のようにすること(必ず以下をコピーしProgram.cs
全体を上書きすること).
|
|
正しく実装できた場合,実行結果は_のようになる.
1: 雨ニモマケズ 2: 風ニモマケズ 5: 慾ハナク 6: 決シテ瞋ラズ 28: クニモサレズ
準備作業 - 作業ディレクトリの変更
作ったプログラムの実行体は,デフォルトで以下の場所に作成される(_).
ソリューション名
\プロジェクト名
\bin\コンフィギュレーション名
\net6.0\プロジェクト名
.exe
例えばソリューションをC:\Users\
ユーザー名
\sources\repo
にConsoleApp1
(ソリューションも同名)という名前で
プロジェクトを作成した場合,デバッグモードでビルドすると実行体は以下の場所に作られる.
C:\Users\ユーザー名
\sources\repo\ConsoleApp1\ConsoleApp1\bin\Debug\net6.0\ConsoleApp1.exe
プログラムをデバッグ実行する際もこのフォルダを作業ディレクトリとして実行される. ただし,このフォルダは一度ビルドしないと作成されないので,読み込むファイルの場所を 固定しておきたい場合は不便である.
そのためプログラムをデバッグ実行する際の作業ディレクトリを別の場所に設定し,読み込むファイルは その場所に配置するとよい.たとえばプロジェクトフォルダをデバッグ実行時の作業ディレクトリにする. 具体的な手順は以下となる.
- 【手順】デバッグ時の作業ディレクトリの変更
- プロジェクトを作成する(_).
- ソリューションエクスプローラー上で,プロジェクト名を右クリックして「エクスプローラーでフォルダーを開く」をクリックする(_).
- 入力ファイルはこのプロジェクトフォルダの中に置いておく(_).
- 開いたフォルダのアドレスバーをクリックして選択状態にして,プロジェクトの場所(=プロジェクトフォルダのパス)をコピーする(_).
- ソリューションエクスプローラー上で,ソリューション名を右クリックして「プロパティ」をクリックする(_).
- 「デバッグ」→「全般」→「デバッグ起動プロファイルUIを開く 」をクリックする(_).
- 「作業ディレクトリ」に,3でコピーしたパスを貼り付けて保存する(_).
これでデバッグ時の作業ディレクトリの直下に読み込むファイルが配置されるので,
_のようにファイル名のみを指定することで,
ファイルを開くことができるようになる(以下は入力ファイル名がhoge.txt
である場合の例).

ヒント
- 文字列型を文字数をチェックするには
- 文字列型の
.Length
プロパティを用いると文字列の長さを得ることができる.これは「文字列型
.Length
」のような使い方となる. - このプロパティは数値型なので,このプロパティの同士は
<
や>
といった比較演算子を用いて比較することができる. - 参考
- プログラミング演習Ⅰ(2022)第02回講義資料
- 教科書「なるほどなっとくC#入門」,「2-4-4 文字列型(string 型)」(P.74~)
- 文字列型の
Apple社の都合により,iPhone,iPadなどのデバイスでは動画の再生はできません(Apple社はスマートフォン/タブレット製品で,意図的?にVPxやAV1コーデックのサポートを遅らせているため.参考1,参考2). ↩︎
Microsoft Edge で動画を閲覧するためには,AV1 Extensionをインストールする必要があります. ↩︎