【課題8-02】データバインディング練習2

_に示すような，ドロップダウンリストの選択内容と， ボタンのラベルが自動的に連動するアプリを作成せよ．

レイアウトは_のよう2行1列のレイアウトにすること．

このGUIアプリは_に示す部品を備える．

名前	種別	機能	初期値/文言	備考
comboBox1	ドロップダウンリスト (WPFではComboBox)	ボタンに表示する文言の選択	(備考を参照)	文字列を選択するためのドロップダウンリスト． 【選択肢】 ・選択肢1: りんご(初期選択) ・選択肢2: ごりら ・選択肢3: らっぱ ・選択肢4: ぱいなっぷる ・選択肢5: るーれっと 選択内容を変更すると連動して，button1のラベルも選択値と同じ内容となる．必ずデータバインディングを用いて実現すること．いかなる種類のイベントハンドラも使用してはならない ． 【プロパティの指定】 ・VerticalAlignmentプロパティにCenterを指定すること．
button1	ボタン	「実行」ボタン	(comboBox1の備考を参照)	メッセージボックス表示ボタン. クリックすると以下の設定でメッセージボックスを表示する． ・メッセージ→「ボタンのラベル」 ・タイトル→メッセージ ・ボタン構成→OKボタンのみ ・アイコン→ ボタンのラベルは押した時点でのボタンの表示上の文言である． 【プロパティの指定】 ・VerticalAlignmentプロパティにCenterを指定すること． ・HorizontalAlignmentプロパティにCenterを指定すること．
(名前なし)	ウィンドウ	(メインウィンドウ)	データバインディング練習2	プロジェクト作成時に自動作成されるメインウィンドウ． 【プロパティの指定】 ・サイズは幅400×高さ300とする． ・背景色はデフォルトの白以外に設定する． ・左記の「初期値/文言」の列のとおり文言，つまりタイトルを指定する．

正しく実装できた場合，実行結果は_に示すような挙動となる¹，²．

ヒント

• ドロップダウンリスト(ComboBoxクラス)の選択値は.SelectedItemプロパティから取得することができる．また，ボタン(Buttonクラス)に表示される文言は.Contentプロパティに文字列などをセットすることで設定することができる．したがって，ドロップダウンリストの選択値とボタンのラベルを連動させるには_に示すデータバインディングを構成する必要がある．
  • これをもとに，どの部品のどのプロパティにどのようなデータバインディング式(XAML上の"{Binding ...}"のような設定値)を書けばよいか，資料を見ながら自分で考えてみよう．
• この設問では ボタン以外にイベントハンドラを設定してはならない ．必ずデータバインディングを用いて実現すること．