情報応用演習Ⅰ(2024)

【T7a】データモデルの変更とマイグレーションの設計(2/7)

プロジェクトタイプ(注意: 本文参照)
プロジェクト名T7a
ソリューション名PIT7

7a-2. 準備作業

今回はチュートリアル【T5b】で作成したプロジェクト T5b を,T7a という名前で複製して使用することにしよう. このためにはまずプロジェクトを収容するための 空のソリューション を作成する必要がある.以下の手順に従って 空のソリューション PIT7 を作成しよう.

  • 【手順】 空のソリューションの作成
    1. Visual Studio を起動し,「新しいプロジェクトの作成」 をクリックする(_).
    2. 「すべての言語」「すべてのプラットフォーム」「その他」を選択して,「空のソリューション」を選択して「次へ」をクリックする(_).
      • ヒント: 見つからない場合は検索欄に「空のソリューション」と入力して検索してみよう.
      • ヒント: Visual Studio 本体に更新がある場合などに,稀に「空のソリューション」が見つからなくなる場合がある .その場合は「コードなしで続行」し,「ヘルプ」→「Visual Studio の更新」から更新の有無をチェックしてみよう.
    3. ソリューション名上表の通りに入力して「作成」をクリックする(_).
      • プロジェクトを含まない空のソリューションが作成される(_).
空のソリューションの作成

ここまでの手順で空のソリューション PIT7 が作成されるはずである.この状態で以前と同じ要領で プロジェクト T5b を T7a という名前で複製しよう.正しく操作していればPostgreSQL側の接続ユーザー名やデータベース名も プロジェクト名に合わせて変更されている.これに合わせて,以前と同様に pgAdmin で接続ユーザーを作成しコマンドラインターミナル 1 dotnet ef database updateコマンドを実行してデータベースへの反映も済ませよう(_).

複製したプロジェクトの動作確認

以下を確認しておこう.

  1. 実際にデータベース t7a_db が作られておりチュートリアル【T5b】と同じテーブルが作成されていること( pgAdmin で確認する._).
  2. プロジェクトを起動すると,「学生管理」のリンクを含むページが表示されること(図7a-7-1).
  3. 学生の新規登録,詳細表示,一覧表示,編集,削除が一通り動作すること(図7a-6-1_).
  4. URLの末尾を書き換えて存在しないパス(例えば"/Hoge/Xyz")にアクセスすると,アクセスエラーのページが表示されること(_).
データベースの確認とプロジェクトの実行結果

以上を確認したら次へ進もう.


  1. タブのタイトルは「開発用PowerShell」もしくは「Developer PowerShell」となっている. ↩︎

Last updated on 2024-06-10
Published on 2024-06-10

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