情報応用演習Ⅰ(2024)

【T8a】多対多のリレーションシップ(1/8)

プロジェクトタイプ(注意: 本文参照)
プロジェクト名T8a
ソリューション名PIT8

8a-1. はじめに

第07回では一対多のリレーションシップにおける「多」の側のモデルクラスから「一」の側のモデルクラスのオブジェクト を参照するための参照ナビゲーションプロパティの定義,使用方法について説明した. 本節では「一」の側のモデルクラスから,それが所有する「多」の側のオブジェクトのコレクションを参照する コレクションナビゲーションプロパティ の定義,使用方法について解説する.

また,前節までは「学生」と「学科」いう一対多の関係にあるモデルクラスを用いていたが, 本節では多対多のリレーションシップを EF Core で扱う方法を学ぶ. 多対多のリレーションシップは直接的には扱うことができないため,多対多となるモデルクラスのあいだに もう一つエンティティを追加し,いわば「 一対多対一 」のリレーションシップとしてモデル化するのがポイントである.

注意
  • 以降の説明では,地の文の指示をきちんと読むこと
    • コード片の部分だけではどこに何を記述するのか分からないはずである.そのため地の文を必ず読むこと
  • コード片はコピー&ペーストせずにできるだけ手打ちで書き写すこと
    • コピー&ペーストで済ませてしまうと,記述方法/内容の理解がおろそかになる.
    • プログラミングにおいては 「写経」 も重要な意味を持つため,できるだけ手打ちで書き写すこと.
Last updated on 2024-06-10
Published on 2024-06-10

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