Gitの理解(8/13)
11a-8. Git演習 - ステージング
次にコミットの練習として③の作業を行おう.Gitではファイルの追加や削除だけでなく,ファイル内容の変更も追跡することが可能である.
ここでは file1.txt と file2.txt に適当に追記して保存し(_),Get-Content
コマンドで変更内容が保存されていることを確認してから(_),
git status
コマンドでリポジトリの状態を確認してみよう(_).
Changes not staged for commit:
( ステージ されていない変更)と書かれており, file1.txt と file2.txt がmodified
,つまり
変更されたことを表している.ここでGitの「 ステージする 」という用語について説明しておこう.Gitでは 次のコミットに含める変更内容1を明示的に指定する必要がある .
ファイルを編集,追加,削除しただけではそれらの変更はセーブデータに入らず「 この変更とこの変更とこの変更をセーブデータに入れてください 」
ということをコマンドで明示的に指示しなければならない.この「次のコミットに含める」ことを「 ステージする 」とよぶ.
このためにはファイルを追加したときと同じくgit add
コマンドを用いる.変更のあったファイルを指定することでその変更をステージすることができる.
②の作業のときと同じように,ファイルを一つ一つ指定する方法もあるが,便利な方法としてファイルの相対パス
に
.
(半角ピリオド)のみを指定することでカレントディレクトリ以下のすべての変更をステージすることができる(_).
ではこの方法で file1.txt と file2.txt の変更をステージしてコミットまでの作業を済ませよう(_).
作業が終わったらgit log
コマンドで保存済みのリビジョンが二つに増えていることを確認しよう(_).
ファイル内容の変更やファイルそのもの追加/削除など ↩︎